「伊豆諸島」は、東京都島嶼部に位置し、太平洋の沖合に広がる約100の島々で構成されています。この島々の中でも、有人の島を指して「伊豆七島」と呼ばれています。
江戸時代には「大島」「利島」「新島」「神津島」「三宅島」「御蔵島」「八丈島」の7つの島が有人島であり、その名前の由来となっています。後に「青ヶ島」「式根島」も有人島として加わり、現在では「伊豆七島」には合計9つの島が含まれています。
伊豆七島は、美しい自然と海に恵まれ、東京都心からもアクセス可能なリゾート地として知られています。暖流の黒潮と地形の影響により、ダイビング愛好者にとって豊かな海の世界が広がっており、多くのダイバーが訪れています。
現在、伊豆七島のうちダイビングが特に盛んなのは、大島・利島・新島・神津島・三宅島・八丈島・式根島の7島です(御蔵島・青ヶ島は含まれません)。各島ごとに異なる生物や地形が楽しめ、またダイビングスポットによっては初心者から上級者まで幅広いレベルで楽しむことができます。
この記事では、伊豆七島でダイビングを体験したい方に向けて、大島・利島・新島・神津島・三宅島・八丈島・式根島それぞれのおすすめダイビングスポットを詳しく紹介します。
伊豆七島
大島(おおしま)
大島は伊豆七島の中で最も大きく、東京からアクセスしやすい島です。東京竹芝からジェット船で約1時間45分、大型客船で8時間、熱海からジェット船で約45分、調布飛行場から飛行機で約25分でアクセスできます。
この近さにもかかわらず、大島の海は一年を通して透明度が高く、大物やフィッシュウォッチングに適したポイントが多くあります。火山活動によって形成された独特の地形も魅力の一つで、トロピカルフィッシュ、魚の群れ、白い砂地、水中アーチ、ドロップオフなど、様々な要素がダイバーたちを楽しませています。大島の海は初心者からベテランまで、そして様々な派閥のダイバーたちにとって理想的なスポットとなっています。
大島のダイビングポイントは主にビーチエントリーが主流で、24時間潜ることができるため、強風や台風の際でも島影があるため潜ることができる可能性が高いです。また、一部のスポットではボートダイビングも楽しむことができます。以下は、大島の代表的なダイビングスポットの紹介です。
秋の浜
北部エリアに位置するこのスポットは、豊富な生物が生息し、特にクマノミやスズメダイ、トロピカルフィッシュなどが見られることで知られています。ビーチダイビングでありながら、美しいソフトコーラルや回遊魚の群れも楽しむことができます。ウミウシやハゼなどのマクロ系生物も多く、様々なダイバーに対応できるスポットです。
野田浜
北部エリアに位置するこのスポットは遠浅で、最大水深は13m。オープンウォーター講習でも利用され、初心者でも安心して楽しめる場所です。火山性の根や水中アーチが特徴的で、トロピカルフィッシュやネコザメなどが観察できます。
ケイカイ
北部エリアにある「ケイカイ」は、複雑な地形が魅力のスポット。迷路のようなサッカースタジアム状の地形で、マクロから大物まで幅広い生物を観察できます。また、ウミガメとの遭遇率も高いため、中級者以上のダイバーにおすすめです。
近年ではケイカイでの早朝ハンマーの群れ狙いのダイビングも盛んです。
王の浜
西部エリアに位置する「王の浜」では、大物狙いが可能です。季節によってはマグロやカンパチなどの大型回遊魚が見られ、ウミガメとの遭遇率も高いです。水深が深いためエアの消費が早いことに留意が必要です。
トウシキ
南部エリアの「トウシキ」は、火山島特有のダイナミックな地形が楽しめるスポット。柱状節理の壁や迫力あるドロップオフがあり、アクション派のダイバーにおすすめです。大物からマクロ生物まで観察できる多彩なポイントです。
八磯・景根
「八磯」「景根」はボートダイビングで行くことができるスポットで、巨大なアーチや独特の地形が魅力。ジオダイブが楽しめるダイナミックな場所です。
大島はその透明度の高さや多様な生態系、ダイナミックな地形などが魅力で、年間を通して楽しめるスキューバダイビングの名所となっています。
利島(としま)
利島は、東京から約140km離れた小さな島で、東京竹芝からジェット船で約2時間24分、大型客船で約9時間40分、下田からフェリーあぜりあで火・金・日曜便だと約1時間35分、月・木・土曜便だと約5時間10分でアクセスできます。
利島は大型回遊魚が豊富なワイドな海が特徴で、黒潮の潮流がちょうどよい状態で、アオウミガメやサメ(コロザメ、ネコザメ、オナガザメなど)などの大型回遊魚に出会えます。利島独特の海草が美しい水中景観や、心地よい潮流の中で見られるカンパチ、タカベ、ヒラマサ、イサキなどの回遊魚の群れは圧巻です。さらに、時折クエ(モロコ)や近年ではハンマーヘッドシャーク群れに頻繁に出会うことがあります。
利島は水中写真を撮影するなら、ワイドな海が特に人気で、ここならではの回遊魚たちを満喫できます。季節によって見られる魚の種類が変わるため、目標の魚が決まっている場合は、事前にダイビングショップに問い合わせることをおすすめします。利島の代表的なダイビングスポットは以下の通りです。
またドルフィンスイムも盛んに行われており、ダイビング中にイルカたちに出会うこともあります。
亀石
南西部エリアに位置する「亀石」は、その名の通り多くのカメが観察できるスポット。中級者以上向けで、カメ以外にもカンパチ、ヒラマサ、シマアジなどの回遊魚や、時折メジロザメの仲間も見られます。
新地
西部エリアの「新地」は、「亀石」と似た特徴を持つダイビングスポット。ただし潮流が速いことが多いので、中級者以上向けであることに留意が必要です。
大根
西部エリアの「大根」は、大きな根が広がるダイビングスポット。ダイナミックな地形で、群れる魚たちや時期によっては死滅回遊魚を見ることができます。中上級者向けの場所となります。
前浜
北部エリアの「前浜」は、桟橋近くのダイビングスポット。水深12mの「青根」では、ウミウシなどのマクロ系生物やカメが高確率で観察できます。初心者でも楽しめる場所です。
泊地
北部エリアの「泊地」は、港内のビーチダイビングスポット。浅い砂地では小魚やタカベの群れも見られ、初心者におすすめです。
ハシ
北東部エリアの「ハシ」も初心者レベルで楽しめるダイビングスポット。大きなゴロタ石が広がり、キンギョハナダイが泳いでいる姿も見られます。
ダイノネ
東部エリアの「ダイノネ」は、平らで大きな根が広がるダイビングスポット。中級者レベル以上向けで、回遊魚が多く見られるスポットです。
横石
東部エリアの「横石」では、クエやイシダイなどの根付きの魚が観察できるダイビングスポット。中級者以上向けの場所です。
新島(にいじま)
新島は、東京から約160kmの場所にある縦長の島。東京竹芝からジェット船だと約2時間50分/大型客船だと約10時間35分、下田からフェリーあぜりあで火・金・日曜便だと約2時間40分/月・木・土曜便だと約4時間、そして調布飛行場から飛行機だと約40分で行くことができます。
新島は東京から非常に近い場所にありながら、独特の白い砂浜や透き通った青空といった南の島風の雰囲気を感じさせられる自然豊かな島。黒潮暖流に囲まれているため、魚影が濃く、カンパチ・イナダ・ヒラマサなどの大型回遊魚だけでなく、ウミウシ類などのマクロ生物までも楽しめるのが魅力的です。ダイビングでの透明度も最高30mとかなり高く、ドロップオフ上の壁やケーブ・オーバーハング・アーチなどバラエティ豊かな地形や、白い砂地でのダイビングなど、ダイビングスタイルも充実。ダイビングスポットも、ワイルドでダイナミックな上級者向け~流れも無く穏やかな初級者向けとあり、誰でも新島でのダイビングを楽しむことができますよ。
新島でのダイビングは、ヒラマサ・カンパチ・イナダなどの大型回遊魚が出はじめる初夏あたり~がベストシーズン。秋になっても透明度は抜群のままなのが嬉しいですね。なお新島での冬は海が荒れるため、4月~12月前半がダイビングシーズンとなります。大型回遊魚と透明度が高い海を堪能できる新島のダイビングスポットは、以下のとおりです。
カサゴ根
新島のすぐそば・地内島の西側に位置し、初級者対象・最大水深35m・ボートエントリー。起伏のある根で、カラフルなソフトコーラルや大型魚の群れが楽しめる。
浅根
水面から見える根が四方に広がる中級者対象・最大水深30m・ボートエントリー。カラフルなウミトサカやヤギ、ヒラマサやカンパチの大型回遊魚が観察できる。
内ザコ根
隠れ根のポイントで、中級者対象・最大水深20m・ボートエントリー。多彩な色のソフトコーラルや根付きの魚、マクロ生物が楽しめる。
エンマゴ
新島のすぐそば・地内島の北側にあり、初級者対象・最大水深10m・ボートエントリー。天然洞窟のトンネルがあり、ハタンポの群れや大型回遊魚が観察できる。
大アサラ
新島の方言で「根」を意味する。「アサラ」は初級者対象・最大水深20m・ボートエントリー。巨大な根っこが横たわり、ウミトサカやヤギなどが根に息づいている。
ナダラ根
新島のすぐそば・地内島の南側にあり、初級者対象・最大水深22m・ボートエントリー。潮流があるためスキルが必要だが、イシダイの老成魚や大型回遊魚が観察できる。
神津島(こうづしま)
伊豆諸島のほぼ中間に位置する神津島。東京から約180kmの場所にあり、東京竹芝からジェット船だと約3時間45分/大型客船だと約12時間、下田からフェリーあぜりあで火・金・日曜便だと約4時間20分/月・木・土曜便だと約2時間20分、そして調布飛行場から飛行機だと約45分で行くことができます。
神津島の魅力は、何といっても、伊豆七島の中で漁獲高第1位を誇るほどの魚影の濃さです。ウミガメやカンパチ・ツムブリなどといった回遊魚から、テングダイなどの群れを堪能できます。その上、ダイナミックな岩礁が広がる海中景観や、伊豆七島で唯一の真っ白な砂地とビーチポイントでのダイビングが楽しめます。そして東西に港があるため移動が楽なこと、東側には道路も無いためダイナミックな地形と魚影を存分に楽しめること、伊豆七島で唯一ナイトダイビングを楽しめることも、神津島の人気のポイントです。魚影の濃さを満喫できる神津島のダイビングスポットは、以下のとおりです。
赤崎遊歩道
岩場に囲まれた天然のプール、赤崎遊歩道。ここは体験ダイビングや初心者の方でも楽しめるビーチエントリーのダイビングスポットです。サンゴが自生していて、マクロ生物がたくさん!小魚の大群が泳いでいることもあります。水深は6mほどで、入り江の中にあるから潮の流れも無いため、体験ダイビングやビギナーの方でも安全にダイビングを楽しむことができますよ。
名組湾
名組湾も、体験ダイビングや初心者向けのダイビングスポット。ビーチエントリーしたら、大きなハマフエフキダイの餌付けを楽しむことができる場所です。
つまり
ナイトダイビングもできる!ビーチエントリーのダイビングスポット、つまり。体験ダイビングや初心者向けで、岩場ではキビナゴの群れやウミウシなどいろいろな種類の生物を観察できます。岩場から離れたら、白砂がずっと続き太陽の光がキラキラと光る水中景観を楽しめますよ。
長浜作根
長浜作根はボートエントリーのダイビングスポット。ここではテングダイの群れや、モロコが見られるかも?!
裏作根
魚の多さや地形が楽しいダイビングスポット、裏作根。中級者以上向けで、ボートエントリーとなります。
ありま
ありまは、カンパチやアジなどの魚の群れが多く見られるダイビングスポットです。ビーチエントリー/ボートエントリーどちらでも訪れることができます。
さいま
テーブルサンゴと地形の変化が美しいダイビングスポット、さいま。こちらはボートエントリーで行くことができます。
三浦湾
アオリイカやウミガメが見られると人気のダイビングスポットが、三浦湾です。こちらもボートエントリーとなります。
祇苗島
祇苗島は、ケーブダイブが魅力的なダイビングスポットです。ボートエントリーしたら、冒険気分で水中探検へ。イセエビ・ハタンポが多く見られますよ。
三宅島
伊豆諸島のほぼ中間に位置する円形の火山島、三宅島。東京から約180kmの場所にあり、東京竹芝から大型客船だと約6時間30分、調布飛行場から飛行機だと約50分で行くことができます。
2000年の雄山噴火が原因で島外への全島避難は約5年間続き、その後2005年5月に観光が再開されました。三宅島では、昔から何度か噴火を繰り返しているため、海の中まで流れ着いた溶岩がたくさんのアーチやドロップオフを形成。よってスキューバダイビングではダイナミックな地形を楽しめるのが人気です。
また黒潮の恩恵により、テーブルサンゴの群生があり、数多くのコーラルフィッシュが見られることも!テングダイ・ユウゼン・レンテンヤッコ・カエルアンコウなどは年間を通して観察でき、三宅島が北限の種・南限の種が数多く報告されています。また三宅島の海では見られるのは、約600種類以上の海水魚と、約90種類以上のサンゴ群と、バラエティも豊富ですよ~。火山島三宅島の海を堪能できるダイビングスポットは、以下のとおりです。
カタン崎
夏から秋にかけて回遊魚が狙えるボートエントリーのダイビングスポット。カンパチやシマアジの群れが豊富で、季節来遊魚としてタテジマキンチャクダイの幼魚も見られます。砂地にはガーデンイールのコロニーが広がっています。
間鼻
富賀浜のやや南沖に位置するボートエントリーのダイビングスポット。水中の豪快なアーチが特徴で、回遊魚の中でもカンパチなどが観察できます。流れがあるため慎重なダイビングが求められます。
メガネ岩
アーチや迫力ある地形が広がるダイビングスポット。三つのアーチにはテングダイやタカノハダイ、ミギマキなどが群れています。期間限定で解禁される場所で、ボートエントリーが必要です。
三本岳
大物狙いのダイビングスポットで、ボートエントリーが必要です。経験豊富な上級者向けで、潮の流れが速くドリフトダイビングが楽しめます。ギンガメアジやカツオ、時折ハンマーヘッドやニタリも観察可能です。
大久保浜
初心者から楽しめる黒砂のビーチエントリーのダイビングスポット。ゴロタ、砂地、岩地といった異なるエリアにさまざまな生物が生息しています。クマノミやタツノオトシゴ、大型回遊魚の群れが観察できます。
富賀浜
テーブルサンゴの大群生が見られる中級者以上向けのビーチエントリーのダイビングスポット。沖側のアーチでは回遊魚やウミガメも観察できます。ウミウシなどのマクロ生物も見どころです。
学校下
ビーチエントリーのダイビングスポットで、ショートドロップオフや砂地が広がります。中級者向けで、南方系の生物やテーブルサンゴの群生が魅力です。
八丈島
八丈島は、ひょうたん型の島で、東京から約287km離れています。大型客船では約10時間20分、飛行機では羽田空港から約55分でアクセスできます。
八丈島は温暖な気候に恵まれ、伊豆諸島でも屈指のダイビングスポットが広がっています。黒潮の通り道に位置し、大型回遊魚や珍しいマクロ生物が観察でき、八丈ブルーと呼ばれる海の美しさが特徴です。ビーチエントリーからは想像できないほどの地形や魚影が広がり、ボートエントリーでは大型の回遊魚や魚群を楽しむことができます。
おすすめのダイビングスポットは以下です。
ナズマド
中上級者向けで潮が早いメジャーなスポット。ビーチエントリーで、ダイナミックな地形と濃い魚影が特徴。チョウチョウウオやウミガメ、ハンマーヘッドも観察可能。
底土港(そこどこう)
八丈島の玄関口に位置するビーチエントリーのスポット。三又のアーチやテングダイ、タジマキンチャクが生息し、透明度が良い。
神湊(かみみなと)
初心者向けのビーチエントリースポット。透明度が高く、色鮮やかなウミウシや熱帯魚が楽しめる。ナイトダイビングも人気。
八重根(やえね)
港内にあるビーチエントリースポットで初心者向け。クマノミや巨大なアーチが見どころ。
乙千代ヶ浜(おっちょがはま)
巨大なトンネルやドロップオフがあるビーチエントリースポット。トンネル内の生物や水中風景が楽しめます。
休憩所下
地形派ダイバーに人気のダイビングスポット。ボートエントリーが主流で、大きなトンネルやハタンポの群れ、ゾウリエビなどが観察可能。
イデサリ
ダイナミックな溶岩地形が特徴のボートエントリースポット。ウミガメやツバメウオの群れが見られ、八丈島らしい風景を楽しめます。
垂土(たれど)
岩場と白砂のコントラストが美しいビーチエントリースポット。岩場周辺には小さな生物が生息し、色鮮やかな水中風景が広がっています。
ウロウ根
流れが安定している冬の定番スポットで、ボートエントリーが可能。大きな盛り上がりやソフトコーラルの花畑が楽しめます。
局長
魚の多さが魅力のボートエントリースポット。マダラハナダイやキンギョハナダイの群れが絶景となります。
小池根(こじね)
八丈小島にあるボートエントリースポット。流れが強いため潜れる確率が低いが、大型回遊魚やソフトコーラルの美しい水中風景が広がっています。
式根島(しきねじま)
式根島は、東京から約160kmの距離に位置する小さな島で、東京竹芝からのアクセスはジェット船で約3時間10分、大型客船だと約11時間05分です。また、下田からフェリーあぜりあを利用すると、火・金・日曜便で約3時間15分、月・木・土曜便で約3時間30分で島に到達できます。
式根島は、複雑な海岸線があり風の影響が少ないため、理想的なダイビングの条件が整っています。ボートダイビングは移動時間が短く、船酔いしやすい人でも安心して楽しむことができます。回遊魚や色鮮やかなソフトコーラルのポイントが豊富で、熱帯魚やマクロ系生物も観察できます。また、式根島ならではの珍しいダイビングスポットも存在します。
以下は、式根島の代表的なダイビングスポットです。
御釜湾海中温泉
体験ダイビングや初心者からベテランまでが楽しめるボートエントリーのポイント。大潮、干潮、ベタ凪、好天の条件が揃った時期にしか現れない野湯で、秘湯温泉マニアの憧れの場所。ウミガメとの遭遇率が高く、エイやサカタザメなども観察可能。
鵜ノ根
大浦海水浴場の近海に位置するボートエントリーのダイビングスポット。鵜が休息する根があり、その周囲には隠れ根が広がっている。ウミガメの寝床があり、クマノミ団地、キンギョハナダイ、ホウライヒメジなどが観察できる。
キンビー根
色鮮やかなソフトコーラルが広がるボートエントリースポット。水深が最大28mで、中級者向けの場所。回遊魚やマクロ生物が豊富で、カンパチやタカベの大群にも出会える。
モウヤ根
ダイナミックな地形やクレバス、ケープが楽しめる中級者向けのボートエントリースポット。釣りでも有名で魚影が濃く、ハタンポやマツカサウオなどが観察可能。
ハタカ根
強い潮の流れに注意が必要な南端の離れ根。水深35mで大きな洞窟があり、イセエビの群生地として知られる。カンパチやヒラマサ、ブリなど大型の回遊魚にも遭遇の可能性があります。
中ノ浦海岸
引き潮の影響を受けにくいビーチダイビングスポット。リアス式海岸の影響で波や潮の流れが少なく、初心者でも安心して楽しめる。クマノミやイセエビなどが観察でき、ナイトダイビングも可能。
泊港
ソフトコーラルが美しい根が広がるボートエントリースポット。水深18m~水面近くまでの大きな隠れ根にはキンギョハナダイなどが群れ、フィッシングウォッチングも楽しめる。
石白川海岸
遠浅の海岸からボートで移動するダイビングスポット。コケキンポ団地やソフトコーラルが広がり、フィッシュウォッチングに適しています。沖の砂地にはウチワザメやウシエイ、ヒラメなどが生息しています。
これらのスポットを訪れることで、式根島の海の美しさを十分に堪能できるでしょう。
PCDのダイビングツアー
伊豆でのダイビング冒険を計画している方に、PCDのダイビングツアーをご案内!
- お得で早割あり: PCDでは、早期予約者に対して特別な割引料金を提供しています。お得なプライスでダイビングを楽しむチャンスをお見逃しなく!
- 指定場所に集合で送迎が無料: 遠方からのダイバーの方にとって、指定場所(都内3ケ所/渋谷・秋葉原・錦糸町)からの無料送迎は大変便利です。ストレスなくダイビングを楽しめます。
- 器材・ウェットスーツの無料貸し出し: 器材・ウエットスーツはダイビングに不可欠です。自前の器材・ウエットスーツを持っていない方も安心です。PCDではご自身で器材等をお持ちでない方には、無料貸し出しを行っているツアーも豊富です。
- オーナーが親しみやすい: PCDのオーナーはダイビングインストラクターとして30年近くの長い経験を持ち、親しみやすい人柄で知られています。安心してアドバイスを受けることができます。
- バーが併設: ダイビング後のリラックスタイムに、PCDの併設されたバーで仲間と交流しませんか?素敵なダイビング仲間との交流を楽しむことができます。
PCDのダイビングツアーは、お得なプライス、便利なサービス、そして温かい歓迎が魅力です。伊豆の美しい海を探索しながら、素晴らしいダイビング体験を楽しんでください。安全なダイビングと楽しいひとときをPCDでお楽しみいただけることでしょう。