伊豆半島おすすめダイビングスポット!

伊豆半島は、美しい海岸線と豊かな海洋生物が魅力のダイビングスポットが点在しています。ここでは、伊豆のダイビング愛好者におすすめしたいダイビングスポットを紹介!伊豆のクリアな海水と美しい海底の景観を楽しむために、ぜひ訪れてみてください。

東伊豆エリア

伊豆山

伊豆山は、東京からアクセスが良く、初心者から楽しめる美しい海が広がる場所です。伊豆半島の根本に位置し、歴史ある温泉町であり、日本三大古泉の一つでもあります。主にボートダイビングがメインとなっていますが、水深が浅く海況が穏やかなため、初心者の方でも安心して楽しむことができます。

ここでは、様々な地形が楽しめる魅力があり、アーチやトンネルなどが海底に広がっています。ダイバーはこれらの地形を探索しながら、新しい発見や驚きに出会えるでしょう。海底には根や壁に美しく付着するソフトコーラルが豊富に広がり、その美しさは見逃せません。

また、伊豆山は温泉町としても知られており、ダイビングの後は温泉で疲れを癒すことができます。海と温泉、自然と歴史が調和したこのエリアは、心地よいダイビング体験とリラックスしたひとときを提供してくれます。初めてのダイビングにもピッタリな環境で、伊豆山でのダイビング冒険を楽しんでみてください。

熱海

熱海は、冬から春にかけて期間限定で楽しめる洞窟や、豊かな生態系が広がるダイビングスポットで知られています。新幹線を活用すれば、東京駅からたったの50分ほどでアクセス可能な距離に位置しており、観光名所や温泉街も充実しています。

このエリアのダイビングでは、巨大な沈船や豪快なドロップオフ、洞窟など、冒険心をくすぐる要素が満載です。特に「ソーダイ根」や「ビタガ根」などの根周りは、美しいソフトコーラルが繁茂しており、様々な魚たちが生息しています。そのため、ワイド~マクロの視点で、多彩な生き物たちを堪能することができます。

ボートダイビングが主流で、移動時間は約5分ほどと非常に近いため、効率的に様々なスポットを巡ることができます。冬11月から春3月の季節にかけて特にオススメで、小曽我洞窟へのダイブも期待されます。水深は比較的浅く長さ30mのイリュージョンを楽しめます。

熱海はダイビングだけでなく、温泉や観光スポットも満載なので、ダイビング後には地元の魅力も堪能できます。自然と歴史が交わるこの素晴らしい場所で、冒険とリラックスの両方を満喫してみてください。

初島

初島(はつしま)は、熱海から高速船でわずか約25分の離島で、周囲はどこも魚で溢れています。熱海からの定期高速船は通常期には毎日10便運航しており(2023年2月現在)、熱海の沖約10kmに位置するこの小さな島は、約4kmほどの広がりを持っています。

初島は手軽にアクセスできるリゾートアイランドで、東西に2つのエリアに4つのビーチスポットが広がっています。ハーフボートダイビングは7~11月に、フルボートダイビングは12~6月に開催されています。島特有の環境であるため、潮通しが良く、魚影も濃いのが特徴です。

この離島では、美しい海の中で様々な海洋生物と出会えることでしょう。透明度が高く、周囲の海域がダイバーたちを迎え入れてくれます。初島でのダイビングは、日常を忘れて非日常の冒険へと誘います。魅力的な海底と美しい自然が広がる初島で、新たなダイビングの世界を探索してみてください。

宇佐美

宇佐美(うさみ)は、ソフトコーラルの美しいお花畑が広がり、ネコザメに会える海として知られています。首都圏からのアクセスも良く、ビーチスポットとボートスポットの両方を楽しむことができるエリアです。ほぼ100%の確率でネコザメに出会えることが特徴で、エイやウミガメも頻繁に観察されます。美しいソフトコーラルの畑も広がり、初心者からでも充分に楽しむことができる海域です。

伊東

伊東(いとう)は、魚群やソフトコーラル、そして豪快な地形が広がり、多彩な魅力を持つエリアです。東伊豆を代表する賑やかな観光地であり、温泉街も人気があります。手石島周辺には、圧巻の魚群と見事な地形が広がり、ダイバーたちを魅了しています。特に秋にはブリやカンパチなどの回遊魚が続々と現れ、迫力満点のダイビングが楽しめます。期間限定のスポットもあり、常に新しい発見が待っているので、リフレッシュした海を存分に潜ることができます。

川奈

川奈(かわな)は、ウミガメやダンゴウオなど、まるでアイドルと会えるかのような魅力的な海が広がるエリアです。静かな漁師町として知られ、ビーチとボートの両方で楽しめる人気のダイビングスポットが充実しています。特に「川奈ビーチ」では、ウミガメとの素敵な出会いが期待でき、冬になるとダンゴウオも登場することがあります。イサキやタカベの群れなど、濃密な魚影もこのエリアの特徴です。ボートスポットでは、豪快な地形も楽しむことができ、ダイバーたちに多彩な魅力を提供しています。

富戸

富戸(ふと)は、スーパービーチ「ヨコバマ」を中心に、ダイナミックなボートスポットも魅力的なダイビングエリアです。電車でも車でもアクセスがしやすく、様々なダイビングサービスが点在しているため、伊豆半島屈指の人気スポットとなっています。

「ヨコバマ」はメインのビーチスポットで、そこでは多彩な生物たちとの出会いが楽しめます。美しいサンゴや様々な魚が広がる海底で、ダイバーたちは非常に充実した体験を得ることができます。また、ボートスポットも充実しており、密度の濃い魚群に遭遇することが期待できます。

富戸はそのアクセスの良さと多彩なダイビングポイントが人気を集め、様々なダイバーたちに愛されています。美しい海の中でダイナミックなダイビングを楽しみたい方にとって、魅力的なスポットとなっています。

伊豆海洋公園

伊豆海洋公園(いずかいようこうえん)は、日本初のダイバーズパークとして誕生した国内初のダイビング施設であり、半世紀以上前に開設されました。この施設は、大室山の噴火によって流れ出た溶岩が海の中に続く複雑な地形を形成し、そのために豊富な生物が生息する特異な環境を提供しています。

海洋公園では、ビーチがメインのダイビングスポットとなっており、その複雑な地形を活かした様々なコースが楽しめます。大室山の影響でできた地形は、潜るたびに異なる発見があるため、リピーターにも飽きることがありません。施設内で見られる生物も非常に豊富で、多彩な魚やサンゴなど、海の中での驚きに満ちた経験が期待できます。

日本のダイビング文化の歴史を感じながら、伊豆海洋公園でのダイビングは、単なるアクティビティ以上の特別な冒険となることでしょう。斬新で多様な生態系に触れ合い、海の魅力を存分に堪能してください。

八幡野

八幡野(やわたの)は、東伊豆の人気エリアで、特にマクロ系が充実しており、水中写真派にも大変人気のある場所です。このエリアは、景勝地としても有名な城ケ崎海岸の南に位置しています。

ボートスポットでは、ローテーションで様々な潜水スポットを巡ることができ、常に新しい発見が待っています。しかし、八幡野でのメインスポットはビーチです。ここは生物の種類と数が非常に豊富で、特に水中写真派やウォッチング派には大変人気があります。

八幡野は、マクロ系の生態系が繁栄しているため、小さな生物や美しいサンゴ、カラフルな海洋生物など、フォトグラファーの心をくすぐる要素が満載です。海の中での探検と写真撮影を楽しみたい方にとって、八幡野は魅力的なダイビングスポットとなっています。

赤沢

赤沢(あかざわ)は、伊東市のダイビングエリアで最も南に位置しており、南向きの海岸線と黒潮の影響を受ける潮流がたまることから、特に南方種が多く生息していることが特徴です。このエリアでは、人気のあるレア種であるハナダイやスズメダイが観察でき、フォトグラファーたちの注目を集めています。

特に深場に潜むハナダイやスズメダイは、水深30m台以浅で見られることが圧巻です。赤沢の海域にはクダゴンベ、レンテンヤッコ、ハナミノカサゴ、アオウミガメなども頻繁に姿を現し、潜るたびに異なる生態系との出会いが楽しめます。

フォトグラファーや生物ウォッチング派にとって、赤沢は多彩な生態系と美しい海の中でのダイビング体験を提供しています。南方種の多さとレアな生物たちとの出会いが期待できるこのエリアで、新しいダイビング冒険を楽しんでみてください。

大川

大川は、タツノオトシゴやナヌカザメに会える魅力的なダイビングスポットです。このエリアは風に強い海が特徴で、1日に限定50人のダイバーだけを受け入れるルールを設け、海の環境を保護しています。ソフトコーラルが元気よく広がり、美しい海底が広がっています。

大川では、ビーチスポットとボートスポットの両方が楽しめ、秋にはナンヨウツバメウオの幼魚など、季節ごとに異なる来遊魚が数多く観察されます。大型のヒラメやナヌカザメ、時折マンボウなども姿を現すことがあり、多彩な生態系が楽しめます。

1日50人の制限は、賑わい過ぎない環境を保ちつつ、海の生態系を守るための取り組みの一環としているようです。ダイバーたちは自然と調和した美しい海で、様々な生物たちとの素晴らしい出会いを楽しむことができるでしょう。

北川

北川(ほっかわ)は、レアな季節来遊魚にも出会える驚きのダイビングスポットです。この海域には水中温泉も存在し、多彩な魅力が広がっています。ボートスポットが主流となっていますが、港からは約5分ほどでアクセスでき、非常に近い距離に位置しています。

北川の海底は、起伏に富んだダイナミックな地形が広がり、そこには色とりどりのソフトコーラル、季節来遊魚から回遊魚、マクロ生物まで多様な水中生物が生息しています。特に季節ごとに異なる来遊魚が観察され、レアな生物にも出会えることがあります。

また、このエリアでは海底から温泉が湧き出ている珍しいスポットもあり、ダイビングの合間には温泉でリラックスすることもできます。北川はその独自の魅力と近くからのアクセスの良さから、様々なダイバーたちにとって人気のスポットとなっています。

熱川

熱川(あたがわ)は、水中アーチや独特の地形が魅力のダイビングスポットです。このエリアでは、トビエイや回遊魚が高確率で観察できることが特徴となっています。

熱川は歴史ある温泉街としても知られ、東伊豆随一の海水浴場や熱川バナナワニ園など、ダイビングの後もアフターアクティビティが充実している地として注目されています。穴切湾からビーチエントリーできるスポットが複数あり、またボートスポットも存在します。どのスポットもビギナーから楽しむことができ、親しみやすい環境が広がっています。

水中アーチや地形の魅力を堪能しながら、透明度の高い熱川の海でトビエイや回遊魚たちとの出会いを楽しむことができます。ダイビングの後は、温泉や美しい海水浴場など、地元ならではの魅力を存分に満喫してみてください。

稲取

稲取(いなとり)は、真っ白な砂地に広がる美しい海で、ウミガメやエイといった南国気分の水中景観が楽しめるダイビングエリアです。このエリアは、東伊豆では比較的新しいダイビングエリアとして2004年にオープンしました。

稲取では、美しい志津摩ビーチや藤三(とうさん)ビーチなど、約700m続く真っ白な砂浜が特徴的なビーチスポットが充実しています。透明度が高く、白い砂地が広がる海はまるで南国のような雰囲気を醸し出しており、そこでのダイビングはまさにトロピカルな体験ができるでしょう。

特に藤三ビーチでは、ウミガメとの遭遇が期待でき、ダイバーたちはその美しい環境での特別な出会いを楽しむことができます。新しいダイビングスポットとして注目を集めている稲取で、豊かな海の生態系と美しい景観を探索してみてください。

菖蒲沢

菖蒲沢(しょうぶさわ)は、沈船、ナイトダイビング、砂地、ダイナミックな地形、カジメ林など、様々なバリエーションが楽しめる豊かなダイビングエリアです。古くからあるダイビングエリアとして知られ、エントリー&エグジットのしやすさや施設の使いやすさが抜群です。

このエリアでは海底に沈んだ沈船や、ダイナミックな地形、広がる砂地、カジメ林など、多彩なシーンがダイバーたちを楽しませてくれます。また、特に嬉しいのは、ナイトダイビングが1年中楽しめることです。夜の海で異なる生態系や生物たちを観察でき、新たな発見が待っています。

菖蒲沢はその多様なダイビングポイントと、ビギナーからベテランまで誰もが楽しめる環境が魅力で、多くのダイバーに愛されています。様々なダイビング体験を求める方にとって、菖蒲沢は満足度の高いスポットとなっています。

西伊豆エリア

雲見

雲見(くもみ)は、伊豆半島屈指のダイナミックな地形スポットが待っているダイビングエリアとして知られています。西伊豆の南端に位置し、そのおもしろい地形が多くのダイバーに愛されています。特に「牛着岩」をはじめとする豪快な地形スポットが楽しめます。

雲見の海底には、ソフトコーラルが生い茂り、マクロ生物も豊富に生息しています。これにより、様々な生態系との出会いが期待でき、ダイバーたちは多彩な水中世界を楽しむことができます。ボートダイビングがメインとなっており、広がる海域で様々な地形を潜ることができます。

雲見はそのダイナミックな地形と美しい海底で、様々な経験を求めるダイバーにとって理想的なスポットとなっています。西伊豆の美しい海で新たな冒険を楽しんでみてください。

浮島・堂ヶ島

浮島・堂ヶ島(ふとうがしま)は、ウミウシウォッチングを中心に、様々な生物観察と撮影が楽しめるダイビングエリアです。風光明媚な堂ヶ島の北に位置し、「伊豆の松島」とも称されています。

浮島では、「浮島ビーチ」でのダイビングで20種近いウミウシが観察できることで知られています。特に夏から秋にかけては、「フトネ」でタカベのトルネードに遭遇することも期待できます。このエリアではビーチとボート、両方のダイビングが楽しめ、1ビーチ+2ボートといった組み合わせも可能です。

浮島・堂ヶ島の美しい海で、ウミウシやタカベの迫力あるダイビング体験を楽しんでみてください。生態系の豊かさと多様性が、ダイバーたちにとって魅力的なスポットとなっています。

田子

田子(たご)は、美しい海岸線が続く西伊豆町に位置し、古くから漁業の町として知られています。そのため、魚影の濃さは伊豆半島でもトップクラスです。田子では、様々な魚群が圧倒的な数で観察でき、特にキンギョハナダイ、イサキ、タカベ、カンパチなどの大群が海を彩ります。

このエリアの海は、色鮮やかなソフトコーラルが広がり、美しい水中景観が堪能できます。キンギョハナダイをはじめとする様々な魚たちが、透明度の高い海で優雅に泳ぐ様子は、ダイバーたちにとって見どころ満載の体験となるでしょう。
また季節により本来40m以上の深場にいるサクラダイが産卵と求愛のためにに雄雌の群れを30m水深に見れるのも圧巻です。

ボートダイビングがメインとなっており、広がる海域で様々な魚たちとの出会いを楽しむことができます。田子の海で豊かな海の生態系と美しい景観を探索して、新たなダイビング冒険を楽しんでみてください。

安良里・黄金崎

安良里・黄金崎(あらり・こがねざき)は、美しい景観に囲まれたビーチスポットが人気のダイビングエリアです。ここは昔ながらの伊豆の風情が残り、民宿や小さな商店が立ち並ぶ情緒豊かなエリアとして知られています。

安良里港からやや北に位置する「黄金崎公園ビーチ」はもともと海浜公園でしたが、ダイバーのために開放され、美しい自然環境に囲まれたダイビングスポットとして利用されています。ビーチだけでなく、ボートスポットも充実しており、1ビーチ+1ボートがおすすめの組み合わせとなっています。

安良里・黄金崎では、美しい海と地元の雰囲気を同時に楽しむことができます。昼は色鮮やかな海の中でダイビングを楽しみ、夜は地元の宿でくつろぐなど、様々な楽しみ方があります。美しい景観と温かい雰囲気に包まれたエリアで、リラックスしたダイビング体験をお楽しみください。

土肥

土肥(とい)は、日本最大級のダイビング施設が整った、快適なダイビングエリアとして知られています。ここでは、ダイビングプールをはじめとするダイバーのために考え抜かれた施設があり、多様なマリンスポーツも楽しむことができます。

土肥の魅力は、豊富なダイビングスポットにあります。北部のスポットは天候に左右されにくく、穏やかな海が広がっているため、ビギナーでも安心して楽しむことができます。一方で、南部のスポットは中上級者向けのハードなスポットが多く、挑戦心をくすぐるエリアとなっています。

土肥では、施設の充実度とスポットのバラエティが相まって、様々なダイバーのニーズに応えることができます。快適な環境でダイビングを楽しみ、新たな体験と冒険を見つけるために、土肥の海を訪れてみてください。

井田

井田(いた)は、井田ブルーに満たされ、広大なビーチスポットがマクロ天国として知られています。静かな入江と緑の山に囲まれた美しいロケーションが特徴的です。スポットは一つですが、全長200mもあるビーチはどこからでもエントリーでき、様々なコースで楽しむことができます。

井田はそのゆったりとした雰囲気と透明度の高い海で知られ、特にマクロな生物たちが豊富に生息しています。このエリアでは、ガイドなしでのセルフダイビング(中級者以上)にも細かく対応しており、水中写真を楽しむ人やマイペースで潜りたい方にとって理想的な場所です。

井田でのダイビングは、美しい海の中で静かなひとときを楽しむことができます。自然の美しさと穏やかな海に囲まれて、新たな水中の冒険をお楽しみください。

大瀬崎

大瀬崎(おおせざき)は、講習生からフォト派まで、多くのダイバーを魅了する海が広がるエリアです。長いビーチ沿いにはダイビングサービスが立ち並び、講習生からベテランまで、さまざまなダイバーのニーズに応えています。

このエリアでは、生物豊富な「湾内」や、魚影が濃い「先端」、「一本松」、「柵下」など、外海に広がる様々なスポットが楽しめます。大瀬崎はそのバリエーション豊かなダイビングスポットで知られ、ビーチダイビングがメインとなっています。

長い砂浜に広がる大瀬崎の海では、美しい海底と多彩な生物たちとの出会いが待っています。様々なスポットで異なる水中景観を楽しむことができ、新たなダイビングの冒険が広がっています。

平沢

平沢(ひらさわ)は、富士山を望む施設充実のビーチスポットとして知られています。2014年にオープンした新しいダイビングスポットで、「らららサンビーチ」という海水浴場に隣接しています。施設は新しく、ノンダイバーと一緒でも楽しむことができるエリアです。

このエリアでは、メインスポットとしてビーチがあり、セルフダイビングやショップツアーで潜るスタイルが一般的です。平沢では、ボートスポットも用意されていますが、潜れない時期もあるため、事前に確認が必要です。

富士山の雄大な姿をバックにした平沢の海は、清澄な水質と多彩な生物たちが魅力です。施設の充実度とビーチの美しさを活かして、セルフダイビングやツアーで、富士山とともに素晴らしいダイビングを楽しんでみてください。

静浦

静浦(しずうら)は、アクセス抜群で沼津の湾に面する、サプライズな海が広がるエリアです。伊豆縦貫道の長岡北ICを出てわずか5分の距離に位置し、車でも電車でもアクセスが良い好ロケーションに2015年にオープンした、伊豆半島では比較的新しいマリンリゾートです。

自然のまま保護されてきた豊かな海には、ビーチからアクセスができます。堤防を境にスポットは2カ所に分かれ、水中ではドロップオフや隠れ根といったさまざまな環境が広がり、魚影や魚種が想像以上に濃いのが特長です。

静浦の海は、自然の美しさとアクセスの良さが融合し、驚きと興奮をもたらす場所となっています。新しいマリンリゾートで、美しい海を堪能しながらダイビングを楽しんでみてください。

獅子浜

獅子浜(ししばま)は、西伊豆の玄関口であり、アクセスが良く、荒天に強い穏やかな海が広がるエリアです。沼津ICから車で約30分という近さに加え、駐車場や施設なども距離が短く、風にも強く、クローズが少ないため、使い勝手が良いとされています。

このエリアのスポットは主にビーチで、沖に出ると水深も深くなるため、中上級者向けのスポットとなります。ただし、浅瀬では初心者でも十分に楽しむことができます。獅子浜は1年中ナイトダイビングも可能で、様々な時間帯で海の美しさを満喫することができます。

獅子浜の特徴的なポイントは、アクセスのしやすさと海の穏やかさです。新しい冒険を求める中上級者から、初心者まで、さまざまなダイバーが楽しむことができるダイビングスポットとなっています。

南伊豆エリア

須崎

須崎(すざき)は、伊豆半島の南端、一大観光地である下田からさらに突き出た小さな半島に位置するダイビングエリアです。このエリアは、半島の東西に広がるスポットが特徴で、風に強く穏やかなビーチスポットがメインとなっていますが、ボートスポットも存在します。

須崎の魅力的なポイントは、穏やかな白砂のビーチスポットで、ここではダンゴウオやウミウシなど多彩な生物が観察できます。海の中に広がる美しい景色と、澄んだ水質が特徴で、水中の世界をじっくりと楽しむことができるスポットです。

半島の東西に分かれたスポットは、それぞれ異なる魅力を持っており、様々なダイビング体験を提供しています。須崎でのダイビングは、自然の美しさと多彩な生態系を満喫できることで、多くのダイバーに親しまれています。

神子元島

神子元島(みこもとじま)は、下田の南、弓ヶ浜の沖合約9kmに位置する無人島です。この島は、外洋に面した黒潮が洗うスポットとして知られており、そのダイナミックな海でハンマーヘッドシャークの群れに会えることが特徴です。

神子元島の外洋では、ハンマーヘッドシャークとの遭遇が高い確率で期待できます。時には100尾を超す大群との迫力あるシーンも楽しむことができます。また、アオウミガメやカンパチの群れなど、島周辺には見どころが満載です。

この島は無人島という自然のままの環境が残り、ダイビング愛好者にとってはハンマーヘッドシャークとの貴重な出会いが期待できるスポットの一つとされています。神子元島でのダイビングは、ダイナミックな海の中で驚きと興奮を共有する貴重な体験となることでしょう。

中木

中木(なかぎ)は、伊豆半島でも最も南に位置するエリアで、その透明度の良さや大物、魚群の豊富さが魅力のダイビングスポットです。このエリアは、南国チックな雰囲気が広がり、エダサンゴの群落などが海の中に広がっています。

中木は黒潮の恩恵を十分に受けており、その結果、透明度が非常に高く、海の中で大物なども観察することができます。このエリアは昔から磯釣りで有名なスポットでもあり、豊富な魚の生息域として知られています。

特にボートでアクセスするヒリゾ浜は、シュノーケリングスポットとしても有名で、クリアな海水と美しい海底の景観が魅力です。ダイバーたちは中木の透明度の高い海で、大自然の美しさと多彩な生態系を満喫することができます。

波勝崎

波勝崎(はがちざき)は、東日本最大の野猿の生息地として知られ、その波打つ海岸線に広がるエリアです。ここでは、ビーチスポットが1カ所あり、猿たちが生息している場所からエントリーを行います。

波勝崎の特徴的なエントリーは、猿たちの生息地を横目にして海に入るという非日常的な体験を味わえます。ただし、ビーチからのエントリーは1カ所のみで、ボートダイビングが主流となっています。陸地から続く断崖絶壁が水中にも続き、ダイナミックな地形がダイバーを魅了します。

波勝崎では潮の流れが速い箇所が多く、そのため大物との遭遇率が高いのが特徴です。ドリフトダイビングが盛んで、潮の流れに身を任せながら驚きの出会いを楽しむことができます。ただし、安全を考慮し、ドリフトダイビングを行う際には安全フロートの携行が必須です。

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店舗情報

パシフィックコーストダイバーズ(PCD)

【営業時間】 15:00~24:00

【電話番号】 03-5819-1651

〒130-0012

東京都墨田区大平3-19-4

TEL:03-5819-1651
FAX:03-5819-1652